所在地:〒633-2431 奈良県吉野郡東吉野村大字小1−981
 近鉄大和八木駅で待ち合わせ車に便乗、道の駅「宇陀路大宇陀」を経て東吉野村へ入りました。 つくばね発電所から車で10分のところにバイオマス薪ストーブが使われている ふるさと村もあります。

 つくばね発電所は1914年、出力45kWの水力発電所として運転を開始しましたが、1963年に設備の老朽化に伴って一旦廃止されました。 しかし、環境に配慮した再生可能エネルギー源として復活の機運が高まり、2013年に「東吉野村小水力利用推進協議会」が発足、 翌2014年「東吉野水力発電株式会社」が設立され、2017年から出力82kWのニューつくばね発電所として運転を開始しています。

 「川を流れる豊富な水資源を利用した発電事業を通じて、過疎が進む村を活性化させることが第一の目的。 発電所の周辺に子供が遊べる施設やキャンプ場を整備して、より多くの人が来てくれる場所にしたい。 また、地域の資源を生かした小水力発電所を見学しながら、環境やエネルギーについて学べる場も提供したい。」 と東吉野水力発電株式会社の森田康照社長は熱く語られていました。

 (2019年11月7日見学取材)