再生可能エネルギー(自然エネルギー)について

 再生可能エネルギー(自然エネルギー)は太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、バイオマスなど、資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時や熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど排出しないエネルギーです。

利用形態 概     要 エネルギーの種類
太陽光発電  太陽の光を電気エネルギーに変換して利用します。太陽光発電は、火力発電のように、排気ガスやCO2、燃えかすなども発生しないのに加えて タービンといった稼働部分がないため、故障が発生しにくく信頼性が高いことも特徴です。 太陽エネルギー
太陽熱利用  太陽の熱エネルギーを太陽集熱器に集め、水や空気などの熱媒体を暖め給湯(太陽熱温水器)などに活用します。太陽電池に比べてエネルギー変換効率が高いのが特徴です。
小水力発電  水の流れる落差エネルギーを利用した発電です。小水力発電とはおおむね1,000kW以下の規模のものを言います。 位置エネルギー
風力発電  風のエネルギー(風速エネルギー)を利用した発電です。欧米諸国に比べると導入が遅れているものの増加傾向にあり、大きな導入ポテンシャルを持つ洋上風力発電も検討されています。 運動エネルギー
バイオマス利用  バイオマスは、動物・植物などの生物資源の総称で、その生育過程で大気中の二酸化炭素を吸収しながら成長するため、これらを燃焼させたとしても追加的な二酸化炭素は排出されないことから「カーボンニュートラル」なエネルギーとされています。 バイオマス
エネルギー
地熱利用  地熱発電は、マグマの熱で熱くなった地下水をくみ上げて蒸気を取り出し、タービンを回して発電しています。
 地中の温度は外気温に比べると年間を通じて変化が小さいため、熱源(冬)・冷熱源(夏)、として利用しています。地中の温水を汲み上げて温泉などの利用もあります。
地熱エネルギー