ゲストトーク&交流会

ゲストトーク

生田依子さん
生田依子さん

ゲストとして奈良県立青翔中学・高等学校教諭の生田依子さんにお越しいただきました。「南極で再生可能エネルギー研究~第58次南極地域観測隊同行の現場から~」と題し分かりやすくお話をしていただきました。

南極では、一年に一度しか燃料が運ばれてこないため燃料が重要で不足することがないように大切に工夫して使われていること、それには、こまめなチェックが大切で実は人の手が不可欠であるとのことでした。南極には再生可能エネルギーのソーラー発電と風力発電があるが、気象条件によって安定しないため、土壌で発電する微生物の研究を行い、南極と学校周辺で実際に発電の観測をすることができ、南極でも土壌での発電の可能性があり実用化できれば有効なエネルギーになるとのお話をしていただきました。オゾン層についての興味深いお話もあり、実際に南極に行かれた生田さんに直接お話していただき、南極での暮らし方が私たちの日常生活のヒントになるのだと感たこと、また、まだまだ南極では観測実績が少ないとのことから、継続してつないでいくことが大切でありそれが確実な観測実績となり次世代に活きていくことになるのだと実感しました。参加いただいた方からは、「なかなか聞くことができない内容で楽しめました。」「生田先生の南極省エネ、再利用報告興味深かったです。ぜひ子どもたちにお話してほしいです」「南極のエネルギー対策は、今の地域につながる自給と省エネ、効率」との声もいただきました。南極観測隊での体験談をエネルギーに特化してお話されるのは今回が初めてとのことでしたが、とてもわかりやすくお話しいただき、大変興味深く、南極での省エネ・省資源の暮らしはどこの地域でも当てはめることが出来、継続することの大切さについても再認識することができました。生田さんありがとうございました。

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交流会「たくみかふぇ」

交流会「たくみかふぇ」の様子1

交流会「たくみかふぇ」の様子2
交流会「たくみかふぇ」の様子

交流会たくみかふぇでは、当日ご参加いただいた皆様で分科会テーマ(発表7団体とゲスト)ごと8グループに分かれて、質問や意見交流などを行いました。カフェのようにお茶を飲みながらリラックスした雰囲気の中で対話する時間を持つことができました。お茶は、月ヶ瀬の和紅茶と柳生の緑茶、お菓子は、ならコープとコープ自然派奈良のお菓子を用意しました。自己紹介や質疑応答を通して自由に意見交流を行い熱心に語り合いました。

《グループ分け》
A 東吉野水力発電株式会社
B 一般社団法人市民エネルギー生駒
C 奈良県立御所実業高等学校「生物多様性の保全」研究班
D 南極で再生可能エネルギー研究
E 一般財団法人再エネ協同基金
F COOL CHOICEキャラバン隊(NASO)
G 奈良市地球温暖化対策地域協議会
H 春日山原始林を未来へつなぐ会

アンケート集計結果

来場者アンケートには、「多くの方にお会いできて活動の輪が広がりました」「自分の発表や展示した内容に興味をもってもらったのでうれしかった」「自分自身ふだんから考える機会を増やしたいと思いました」などの意見がありおおむね好評でした。また、発表、展示、ゲストトーク、交流会については「各団体の展示の発表がとてもよかったです。多くの団体がこのように集まる会はとてもよいと思った」「再生可能エネルギーについて、どの様に考えているのか、色々な意見があって面白かったです」「南極での省エネの取組が参考になりました」「それぞれの啓発活動の多様性は大変参考になりました」などの感想をいただきこの機会を通して今後の取り組みの一助となることが出来たのではないかと思います。

アンケート集計結果

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NPO法人奈良ストップ温暖化の会、奈良県地球温暖化防止活動推進センター