まほろば青垣流省エネ道場

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エコムーブ道場

旅客部門のエネルギー構成比

資源エネルギー庁によると、旅客部門におけるエネルギー源別の構成比の変化は、乗用車に使われるガソリンの割合が上昇しています。つまり、地球温暖化にとっても大きな割合を占めているのが「車」です。ちょっとした工夫で、大きく減らせる可能性もあります。

旅客の移動量あたりの二酸化炭素排出量

移動手段は出来るだけ公共交通機関を使いましょう。また、近距離は自転車や徒歩ですと二酸化炭素排出量はゼロで健康にも良いですよ。

国土交通省ホームページ

1リットルのガソリンから出る二酸化炭素

車が1Lのガソリンを使用するとCO2発生量は2Lペットボトル600本分近くになることをご存知でしたか?

車を放棄した 場合の二酸化炭素削減量

ガソリン消費量は年間約520 L(82,770円)。二酸化炭素の年間排出量は520(消費量[L])×2.32(排出係数[kg/L])= 1,206[kg]。二酸化炭素を体積に換算すると1,206×1,000/44×22.4 = 613,964[L]。木によるCO2の吸収は年間約14kg/本だから削減量を木に換算すると1,206/14 = 86[本]。

走行パターンに応じたエコドライブ運転技術

車を運転させる時には、「発進」、「巡行」、「減速」、「停止」のパターンを繰り返します。それぞれの場面で、ガソリン消費を減らすポイントがあります。

ふんわりアクセル

徐々に踏み込んで発進します。5秒かけて、時速20kmになる程度が目安です。実際に秒数を数えてみてください。

定速走行

しっかりと車間距離をとり、アクセルやブレーキを繰り返すのではなく、一定速度で走ると、燃費がよくなります。

早めのアクセルオフ

前方に赤信号が見えた時、直前までアクセルを踏んで直前で止まるのではなく、早めにアクセルをオフにしておいて自然と止まるほうが、燃費がよくなります。

アイドリングストップ

慣れない場合には、信号待ちで無理にする必要はありませんが、停車時にはストップしておくことが大切です。自動的にアイドリングストップする車もあります。

エアコンの使用は控えめに

カーエアコンの使用により燃費が大幅に落ちることが有ります。ハイブリッドカーや電気自動車では、暖房を使うことも燃費を大きく下げます。

適正なタイヤの空気圧

空気圧が減っていると、タイヤの抵抗が大きく燃費を落とします。

不要な荷物を載せない

つい積みっぱなし担っている荷物。その分を運ぶために、無駄にガソリンが使われています。

空気抵抗を減らそう

空気抵抗が増加すると車両の走行抵抗も増し、燃料消費量が多くなります。高速になるほど空気抵抗は増大します。窓を開けたり、使わないキャリアなど不要物を外すよう、心掛けましょう。

渋滞を避け余裕を持って出発

渋滞は燃費が落ちますし、ストレスもたまります。自分の車も渋滞に一役買っている点も見落とさないでください。なるべく渋滞を避けられるように、計画してみましょう。

走行妨害になる駐車をしない

走行の妨げになる分だけ、周りの車の燃費が悪くなります。安全のためにも、駐車ルールは守りましょう。

低公害車を利用しましょう

低公害車を共同で利用する「カーシェアリング」もエコな移動手段と言えるでしょう。

自分の車の燃費を把握しよう

走行距離はメータに表示されています。給油のときに、燃費を確認してみましょう。

自分の車の燃費を把握しよう

エクセルを使って自分の車の燃費を把握してみましょう。
ecodrive_entrytable.xls をダウンロードしてください。