省エネは、決して「無理をして」「がまんをして」生活をすることではありません。
今まで見落としていた、ちょっとした工夫で、光熱費を下げることができるかもしれません。これから紹介する取り組み、できているか確認してみてください。
つい長くつけっぱなしにしがちです。こまめに電源OFFで、1日1時間減らすことが有効です。
※一般家庭の平均電気使用量:300kWh/月
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
テレビは明るさ調整ができます。最大→中央にすることで、消費電力を減らすことができます。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
掃除だけでは省エネにはなりませんが、あわせて画面の明るさを調整してみてください。
快適さを求めると、つい温度設定を強めにしがちです。健康を害するほどの暑さ寒さから身を守るためであれば、冷房28℃、暖房20℃が目安です。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
フィルターが詰まっていると、冷風・温風が出にくくなり、効率が落ちます。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
外気温も考えながら、時間を短くしてみましょう。暖房で1日1時間減らした場合の効果です。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
定格容量の4割で2回洗うのなら、まとめて1回で洗うほうが省エネです。ただし、入れすぎも効率が落ちます。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
洗剤を入れすぎだという調査結果があります。計って入れましょう。汚れには事前の洗剤すり込みをしたり、汚れが少ない場合には洗剤を減らすことも有効です。すすぎも少なくてすみます。
まとめ洗いは大事ですが、許容量を超えた洗濯物の入れすぎには注意しましょう。
人のいない部屋など、こまめに消すようにしましょう。つけっぱなしは無駄です。1日1時間減らした場合の削減効果です。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
冷蔵庫は使う電気も多く、省エネの工夫が効果を発揮するところです。強から中に設定を変えるだけで、電気を大きく削減できます。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
詰めすぎると、冷気が回りにくくなり、電気を多く消費します。ふだんから庫内の掃除と整理にこころがけて下さい。半分くらいにするとこれだけ削減になります。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
冷蔵庫を冷やすために、熱が発生します。これをうまく逃してあげないと、効率が落ちます。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
開けているあいだに冷気が流れでてしまいます。開けるのに20秒かかった場合と、10秒ですませた場合の差です。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
ノート型で1日1時間減らした場合の効果です。席を離れるときにも、休止状態などを活用しましょう。
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
冬の室内温度は高めになりがちです。快適な省エネ温度の目安は20℃。(22℃から20℃にした場合)
一般家庭の平均都市ガス使用量:30㎥/月
(一財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012年版」より作成
お風呂は沸かしたら後は湯温が下がっていくばかり。沸かした後は、続けて入浴しましょう。4時間後に元の温度に追いだきする場合。
大阪ガス「かしこいくらしのヒント図鑑」2014年より作成
浴そうにフタをするかしないかとでお湯の冷め方に大きな違いがあります。4時間後に元の温度に追い炊きする場合
大阪ガス「かしこいくらしのヒント図鑑」2014年より作成
お湯を沸かす時や煮炊きする時にフタをした方がお得。20cmの鍋で2リットル沸かした場合。
大阪ガス「かしこいくらしのヒント図鑑」2014年より作成
炎は鍋からはみ出さないように使うのが効率的です。全開→中火の場合。
大阪ガス「かしこいくらしのヒント図鑑」2014年より作成
ガスコンロの汚れたバーナーはときどき歯ブラシでお手入れを。
大阪ガス「かしこいくらしのヒント図鑑」2014年より作成
鍋、やかんがぬれていると、その水を蒸発するのに余分な熱が必要です。
大阪ガス「かしこいくらしのヒント図鑑」2014年より作成
炊飯器にはいろんな大きさがあります。日頃炊く量に合わせた炊飯器を選びましょう。2合炊飯で2.0リットル炊き→1.0リットル炊きの場合。
大阪ガス「かしこいくらしのヒント図鑑」2014年より作成
夏の電力不足への対応や冬の省エネをしながら暖かく暮らすためのヒントをエネルギー・文化研究所(CEL)の研究員の知見・経験に基いてコラム化し、ホームページに掲載しています。
http://www.osakagas.co.jp/company/efforts/cel/column/director/pdf/hint.pdf
自宅の電気機器の電気の消費量・待機電力量を調べてみましょう。
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